町田市のS様邸で外壁塗装・屋根塗装工事本日は、屋根塗装下塗りです。弊社では相模原市を中心に町田市・八王子市のお客様を工事させていただいております。
2021/10/11
屋根下塗り・タスペーサー設置
本日の作業内容は、屋根下塗りサーモアイシーラー塗布
乾燥後、タスペーサー設置を致しました。
サーモアイシーラー:日本ペイントカタログより
サーモアイシリーズでは、反射率を向上させるため、下塗りにも高い反射性能をプラスしました。
上塗りと下塗りの塗膜全体で遮熱効果を発揮します。また上塗りには「赤外線透過混色」技術を採用。
上塗り層で反射できない赤外線をなるべく吸収させずに透過させることで、下塗りの反射性能を最大限に発揮します。
タスペーサー02:セイムのタスペーサーは、屋根塗装(塗替え)時の縁切り作業をより適切に行なえる部材です。
Ⅰ).縁切りの重要性 なぜ縁切りは必要なのか 新築時には、屋根材上下かさなり部に隙間があり、雨水の排出、屋根材裏面の通気がある 程度できるようになっている。 新築から8年~10年後くらいに、経年劣化を防ぐために塗装改修することが多いが、そ の場合において、塗料で屋根材上下かさなり部を密着させてしまうことがあり、屋根材の 縦突合せ目地部から浸入した雨水が排出できなくなり、屋根材裏面に水分が溜まってしま う。また、屋根材上下水平方向かさなり部からの毛細管現象も発生させてしまう事がある。 きちんとした縁切り作業がおこなわれていないと、屋根野地板の腐朽や雨漏りの原因を引 き起こす事があります。(下の画像参照) 「縁切り」作業をおろそかにすると・・・ 屋根材上下かさなり部の塗料で ふさがれている箇所を開けてみると、溜まっていた 水分が流れ出てくる。(雨降り二日後) この溜まっていた水分が、屋根下地の腐朽や雨漏り の原因となることが多い。 木造住宅の大敵は「水分」 ・・・従来の工法と比べて 皮スキやカッター等での縁切りでは、塗膜が剥がれてしまう不具合や、屋根材コグ チ部が破損し毛細管現象を引き起こす原因になることがあった。 塗装完了後、翌日の縁切りでは、屋根材裏面に入り込んだ塗料が完全に乾いていな い場合が多いため、再びかさなり部が密着してしまうことがある。 使用する塗料または時期や天候によっては、二日後でも縁切りができない場合がある。 責任施工が厳しくなる中、家カルテ(建物履歴書)、リフォーム瑕疵保険加入等の 視点からも、建物躯体に水分が回り不具合が起こらないように施工することが、最も 重要となります。
屋根板金部釘打ち・シール処理いたしました。
付帯部・板金部
板金部・付帯部の下地調整・下塗りです。
板金部の下地調整は、特に鉄部を塗装する場合は、ケレン作業はとても重要となります。
ケレンを充分にせずに錆び止め塗料や鉄部用塗料を塗布しても耐久性はあまり期待できません。
それどころか、ケレン作業が不十分だとキレイに仕上らないだけでなく、
塗装して数ヶ月もたたないうちに錆びが発生したり、塗料が剥げてきたりしてしまいます。
主に鉄部(トタン・屋根・鉄階段)などの汚れや塗装をする前に錆びを落したり、
錆びていなくても塗料の密着を良くするため傷をつけることを言います。
専用のケレン用具マジックロン(ナイロンたわしのようなもの)を使います。
次に、下塗りです。
板金部には、エポキシ樹脂系の錆止め塗料はエポキシ樹脂に錆止め顔料を入れたもので、
付着性、防食性、耐久性に優れ、防錆効果が高いです。
エポキシ樹脂は素地の内部へ浸透し、脆弱な素地を補強する効果を持ち、塗り替えや新築工事で最も使用されている錆止め塗料です。
付帯部破風板・幕板下地処理・下塗りです。
本日の作業は、終了致しました。
明日もよろしくお願い致します。